介護系の代表的な資格を取得するためには

介護系の資格は、さまざまな種類やレベルのものがあります。
そのため、自分がしたい仕事や自分のレベルを知った上でそれに適した資格を選ぶ必要があると言えるでしょう。

就職に有利と言われているものを紹介すると、まず初心者向けとしては「初任者研修」があり、通学や通信教育によって取得することができます。
授業時間は130時間で、1~4ヶ月程度の期間をかけて講座を受講します。
そして最後の筆記試験で合否の判定が行われます。学校の費用については8~16万円程度が相場であり、学校や学習方法などによって差があります。

次に挙げられるのは「実務者研修」と呼ばれるもので、初任者研修の上位にあたるものです。
授業時間は450時間で、受講期間は6ヶ月ほどかかると言われていますが、初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を修了している場合は、130時間分差し引かれた320時間の受講で済みます。
そして受講中に行われる実技試験にパスすることで研修を修了することが出来ます。
費用については15~20万円程度が相場です。

そして国家資格としては「介護福祉士」が挙げられます。
取得の方法としては、実務経験を3年以上積んだ後に試験を受けるという方法と、高校で福祉系の専門課程を修了する方法、そして養成施設として認定された大学・短大・専門学校を修了するという、3つの方法があります。

その他にも「社会福祉士」や「介護事務」など介護系の資格はたくさんあります。
まずは、介護系の資格はどのようなものがあるのか調べてみましょう。